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2008年07月09日 (水) | Edit |
本来ならば、元気な男の子ですよー!の声と共に、
臍の緒がついたままのカンガルーケア&私の手による臍の緒切りという、
なんとも素敵なイベントへ移行する予定なんですよ。

が、しかし。


ドクター 「赤ちゃんチョット元気ないから待っててくださいね~。」


視線を向けると既に臍の緒の処理が終わったチビを、
スタンバってたと思われる小児科のドクターが隣室へ連行。

ふにゃ…ふにゃ…と聞こえる弱々しい猫の子みたいなこの声は、
もしや私のチビの声!?

え、何?何がどうなってんの?え?え?え?


ほぎゃーっっ!!うぎゃーっ!!うぇぇぇーっ!!!


数秒後、隣室から大音響が。
ドクターに連れられてチビ参上。


ドクター 「はい、大丈夫ですよ~。本来のカンガルーケアと、ちょっと違っちゃったけど…
      大丈夫。目合わせて声かけてあげて。しばらくそうしててね~。」


少し赤紫色したグンニャリと柔らかく湿ったチビが、
私の肌蹴た胸元へうつ伏せに置かれた。
      
少し前まで腹の中に居たチビが、今私の胸の上に力なく伏せているのが、
何とも形容しがたい、不思議な感覚。


ユト 「はじめまして…お疲れさん、大変だったね。」


チビに初めて掛けた言葉は、労いの言葉でした。

そして、シパシパと眩しそうに瞬きをするチビを観察。
ナデナデしたり、名前を呼んでみたり、クンクンしてみたり。
なんか茹でたジャガイモみたいな匂いだな。

そんなことを考えてる途中、右腕に何やら注射を打たれ、
左手の甲には点滴が。

フ、と気づくと、ドクターが私の腹をグッグッと押しながら、
臍の緒をグイグイッと引っ張ってます。
その度にジョバジョバ出てくる何か。

血か?血なのか?

出産って結構血ィ出るんだなーなんて思ってると、
しばらくしてドクターの手により、胎盤がブリリンと引っ張り出されました。


ドクター 「ユトさん!すっごい立派な胎盤ですよ!700グラムもある!」

ユト 「へーっ…」


うん、なんつーの?
リアクション困るよね。
私、もっとテンション上げるべきでしたか?
イヤッホー!スッゲー!!みたいな。


その後、チビを胸にグンニャリと乗せて抱っこしたまま、
チクチクと切開された傷を縫合されつつ、
今回の出産のイロイロを説明されたんですよね。

まず、出血が500ccで、かなり多かったこと。
出産直後の子宮の収縮が悪く、胎盤が後産として自然に出なかったこと。
チビが中で酸欠状態になったこと。
産道が思った以上に狭かったこと。
本来、切開しない方針だが、急を要したため切開したこと。
出血の原因を調べるため、胎盤を検査に出すこと。


そして、分娩中、ドクターと助産師がゴニョゴニョしてたのは、
いかにチビの安全を確保するか、っつーことだったわけ。(ぎょえー)



ふーん。
出産て、棺おけに片足突っ込むようなもんだって言うけど、
ほんと、下手すりゃ命がけの大仕事だなぁ、なんて思ったり。


後日、戻ってきた母子手帳の分娩経過の欄見てビックリ。


自然 圧出分娩 (胎児仮死)


胎児仮死!?

うっわ!
仮死…仮死!?
怖い単語だなー…。

ま、いいや。
こうしてチビも元気だし。


後日、1ヶ月検診で説明されたんですが、
陣痛時からの出血は早期胎盤剥離が原因だった模様。

うん、普通は陣痛で出血ってしないんだって。
どうやら、通常、赤ちゃんが出てから剥がれる胎盤が、
陣痛開始後、割かし早い時期に一部分が剥がれたっぽい。
んで、出血過多、合間の無い陣痛、チビの酸欠に繋がったそうで。

うーん。
今回の出産、私よりチビの方が全然大変だったよね。
あの狭いとこ通ってさ、圧出分娩だからドクターにケツ押されてさ、
トドメに酸欠て。

それに比べたら、肛門から岩を出す如きの痛みだとか、
出血500ccとか、会陰切開とか、たった数日間の痔なんて、
全然大した事無いよね。
なんぼのもんじゃい!だよね。


チビよ。
ほんと、よく頑張りました。

私と旦那ッチのもとへ生まれてきてくれて、
本当にどうもありがとう!(よし、綺麗にまとまったー!)





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2008年07月05日 (土) | Edit |
こ、これが噂の分娩台…(ごくり)


ギッリギリと絞るように押し寄せる陣痛に、
痛゛だだだ、うぐおぉぉぉっ、と耐えながらも、
若干心が躍る。

やだ、どんだけ好奇心旺盛よ自分。


分娩台に上がり、NSTセット完了。


助産師 「ユトさん、赤ちゃん苦しそうだから腹式呼吸してね~、
      陣痛きたら、息吐いてね~。」


腹式呼吸ならまかせてよ。
こうみえても学生時代は吹奏楽やってたし。
サキソフォン奏者だったし。
腹式呼吸、お安い御用ですからハッハッハー



えーと、
うん、ごめんなさい。

陣痛ナメてた。


あまりの子宮の収縮ップリと痛みに、
腹にコレッポッチも空気入れられないんですよ。
腹式呼吸は得意、と豪語した私が。


ユト 「ダメ…っす…っ…陣痛キツくて腹式ムリ…っす…痛゛だだだっ…」


そして私の言葉を聞いたドクターと助産師が、
何やらゴニョゴニョと話してます。

何?どしたの?

その間も陣痛に合わせるように、
絶えず股間から出てくる血。(見えないけど多分)


ドクター 「ユトさん、赤ちゃん苦しいみたいだから酸素吸入しますね~。
      まだイキまないで逃してね~、はい、フーッフーッ…」


フーッ、フーッ…

苦しい?え?チビが!?


私の口と鼻を覆うように、プラスティックのマスクが。

そしてゴニョゴニョ話し続ける、ドクター&助産師。
陣痛に耐えるのが精一杯で内容はよく判らないけど、
若干聞き取れた部分が。


産道が通常より…

出血がチョット…

急ごうか…


うわーっ!
何か怖い単語聞こえた      !!


ドクター 「ユトさん、破水させま…あ゛っ!


瞬間、ナイスタイミングで自然破水。
バシャーッ!と勢いよく流れ出る羊水のおかげで、フ、と我に返る。
これが破水かぁ…、とテンション上がりかけた瞬間、
今まで以上のイキミがやってきた。


ユト 「痛゛だだだっ!ダメです!イキみたいですっ!!」


言い終えた瞬間、切りますね~の、声と共に、バチンと音が。
ドクターの手によって、会陰切開が施された模様。


助産師 「はい!イキんでいいよ!」

ユト 「ガッ…ッ!…痛゛だだだっ!いって     っ!!(大人気ない叫び)」

ドクター 「頑張って!ユトさん!ちょっと手伝いますね~」


と、私の腹の上からチビをギュムーッ!と押し出すドクター。


ユト 「痛゛…あっ!…ウンコ出そうです…ウンコッ!!」

助産師 「ウンコじゃないのユトさん!赤ちゃんだから!出して!!」

ユト 「え!?いや、ウンコですっ!!」

助産師 「ユトさん、赤ちゃんだからっ…」


この時ね、マジで、37歳にもなってウンコもらしそうになってる私を傷つけまいと、
助産師さんが優しい嘘を付いてくれてると思ってたんですよ。
私が恥ずかしい思いをしないように、優しい嘘を。


助産師 「ユトさん!出てきましたよ!」

ユト 「出たっ!?(何が!?ウンコ!?)(←心の声)」

助産師 「ハッハッハッハして下さい!」

ユト 「ハッハッハ…(産まれたの?マジ?)」


うん、マジで赤ちゃんだった。

12時51分
3480グラム、51センチのチビ。
やっとこ産道を通り抜け、この世デビューを果たす。

分娩所要時間6時間54分。
ドクターも驚く初産でのスピード出産。
表向きにはメッチャ安産。

果たしてその実態は…。


またつづく





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2008年07月03日 (木) | Edit |
さてさて。

呑気に過ごした23日も日付けを換えた、
草木も眠る丑三つ時、いつものように尿意を感じてトイレへ。

やっべ!生理始まっちゃった。テヘ。
と、うっかり思うような出血が。

違うっつーの!おしるしだって!!

いやー、こんな時でもノリツッコミしてる自分に、
軽く凄いね、なんて思ったし。

世の中、おしるしの次に前駆陣痛なんかあったりして、
そっから1週間くらい本陣痛来なかったりする人も居るしなぁ、
なぁんて考えながらフトンへ。

なんかね、ん?って思うくらいの、
軽い生理痛らしき痛みがね、来るわけ。
適当な間隔で1時間に5回くらい。

いやいや、全然生理痛の痛みは上回ってないしなー、
なんて分析してると同時に便意が。

やだやだ、ウンコかい。
なぁんだ、ウンコかい。

これで痛みが治まると思いきや、
二度目のウンコタイム。

ここでハッ、と気づいたんですよ。
夜中に2回もウンコはないだろうって。

体がね、私の知らないところで、勝手に出産の準備を進めてるっ!(はうっ)

心なしか、痛みが少し強くなったような…
いやいや、これしきの生理痛並の痛みなんて、きっとマダマダ…

そして迎えた朝の6時。
いやぁ、これ結構痛いレベルなんじゃね?と思い、
ちょっと間隔を測ってみるも、あまり安定せずに、
1時間に5~6回をキープ。

7時。
万が一を考えて、姉貴を起こす。
この時には、激しい生理痛に慣れている私でも、
ウッヒー!と堪える位の痛みがギリギリと子宮を刺激。


姉貴 「おま…っ!もっと早く起こしなさいって!病院電話してみて!」

ユト 「う、うん…(ぐはー)」


電話口の助産師さんから、入院準備を整えて、
食事を済ませて、シャワーをしてきて下さいとの指令が。

何とか休み休み、軽く体を流したものの、食事は無理!と判断、
オカンと姉貴と、いざ病院へ。


病院到着9:00
痛゛だだだだ…と、痛みを堪えつつも、痛みの隙を突いて内診。


ドクター 「あらっ!子宮口8センチ開いてる!」

ユト 「うぐぐっ…8センチ!?痛゛だだだっ!」

ドクター 「いいですねー!夕方までには産まれそうですよ!」

ユト 「はい…夕方…っ…」


本当はね、「夕方!?そんなにかかるんですか!?痛゛いんですけどっ!」
って、ドクターにすがり付きたかったんですけどね。
悲しいかな、痛みのせいで、上手く言葉が出てこなかったんですよ。不覚。

んで、やっとこさっとこ陣痛室へ。
病院のパジャマに着替えてトイレへ行くと、結構な出血。
おしるしって結構凄いんだ…と思いながら、
陣痛と戦うべく、ベッドへ。

ベッドの上でもね、陣痛が来るたびに、
ジョワリと股間から何かがでてくるんですよ。
ふ、と不安になった。

ねぇ、これ血なんじゃないの?

たまごクラブにも陣痛のたびに出血があるなんて、
書いてなかったような気がするんですよね。
んでもって、よく聞いてた出産話にも、
陣痛時の出血って聞いた記憶、ないんですよ。

あとね、陣痛と陣痛の合間が無い。
姉貴も陣痛の合間にこれ食べな、ってパンくれたけどさ、
無理無理。食べるような合間ないんだもの。

痛゛だだだだ…おさまってきたかな…痛゛だだだだっ!みたいな。

もうね、お茶飲むので精一杯。
多分ね、半分、魂出かかってたと思う。
耳とか鼻あたりから。


ねぇ、おかしくない?私、大丈夫?


大分堪えたけど、思わずナースコール。


助産師 「どうしました~?息吐いて下さいね~フーフーって。」

ユト 「痛゛だだだ…フーフーッ…陣痛のたびに何か出てるっ…。」

助産師 「ん?…おしるしにしては……ちょっと多い…かな…
      赤ちゃん苦しくなっちゃうから、腹式で息吐いてね~
      もうちょっと頑張っててね~。」


姿を消す助産師。
うぐわぁぁぁっ!ほっとかないでぇぇぇっ!!
ってのが、ブッチャケ正直な心境。

何だか遣り切れない感タップリで、襲いくる痛みに耐えてると、
今までにない感覚が襲ってきた。


THE★いきみ


うぐわぁぁぁっ!無理無理!!
ロープロープ!!!(正しくはナースコールです)


ユト 「フーフーッ…ウグッ…何か…イキみたいっ…!」

助産師 「ちょっと内診してみますね……ん!?10センチ!?
      赤ちゃん、まだ上にいるけど……お産にしましょう!」


12時。
早くも子宮口全開。

よし、クライマックス!
やっと痛みから解放される!
と自分を奮い立たせ、いざ分娩室へ。


またつづく。




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